不動産を売却した際に発生する譲渡所得税は、所有期間によって大きく変わることをご存じでしょうか。特に10年を超えて所有したマイホームを売却する場合、税率が軽減される特例があります。この制度を活用することで、譲渡益が発生しても税金の負担を大きく抑えることが可能です。
本記事では、10年超の不動産売却で適用される軽減税率の仕組みや条件、実際のメリットと注意点について解説しました。売却時期に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
また、以下の記事では大阪市でおすすめの不動産会社を紹介しておりますので、会社選びでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
不動産売却は10年超で軽減税率の特例が適用される!
不動産売却において、所有期間が10年を超えると『居住用財産の軽減税率の特例』が適用される可能性があります。これは、自宅を売却した場合に通常の長期譲渡所得税率よりもさらに低い税率で課税される制度です。
この制度を利用することで、譲渡所得が一定以下の場合、最大で14%程度まで税負担が軽減されます。高額な譲渡益が見込まれる場合には、大きな節税効果が期待できるでしょう。
不動産を10年以内と10年超で売却した際の税率の違いは?
売却期間によって譲渡所得税の税率が変わります。ここからは、10年以内と10年超で売却した際の税率の違いについて解説します。
以下で詳しく解説します。
10年以内の売却(長期譲渡所得の標準税率)
不動産を5年超10年以下で売却する場合、長期譲渡所得として扱われますが、軽減税率は適用されません。課税される税率は所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%の合計20.315%です。
したがって、売却益が大きくなると負担も大きくなるため、売却時期の見極めが重要です。
10年超えの売却(軽減税率が適用)
10年を超えて不動産を所有していた場合、一定の条件を満たせば軽減税率が適用されます。具体的には、譲渡所得のうち6000万円以下の部分に対して所得税10%、住民税4%、復興特別所得税0.21%が適用されます。合計で14.21%となり、通常の税率よりも負担が軽くなるのが特徴です。
軽減税率の特例が適用される条件は?
ここからは、軽減税率の特例が適用される条件について解説します。
以下で詳しく解説します。
売却する不動産がマイホーム(居住用財産)であること
軽減税率の特例を受けるためには、売却対象の不動産が『居住用財産』であることが必須条件です。居住用財産とは、売主自身が生活の拠点として使用していた住宅と敷地を指します。
また、売却する年または前年に住んでいた、あるいは住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却するという要件も満たす必要があります。
売却する年の1月1日時点で所有期間が10年を超えていること
軽減税率の適用には、売却する年の1月1日時点で所有期間が10年を超えていることが条件となります。所有期間の起算点は、不動産の取得日(売買契約日ではなく引き渡し日)から計算します。
建物を建築した場合は、完成して居住を開始した日が起算点となります。しかし、数日の違いで特例が受けられなくなるケースもあり、売却タイミングには注意が必要です。
譲渡所得の6000万円以下に適用される
軽減税率の特例は譲渡所得のうち6000万円以下の部分に適用されます。この場合の税率は、所得税が10%、住民税が4%、復興特別所得税が所得税額の2.1%(所得税の10%×2.1%=0.21%)となり、合計で約14.21%まで軽減されます。
6000万円を超える部分については通常の長期譲渡所得税率(約20.315%)が適用されるので注意が必要です。例えば7000万円の譲渡所得があった場合、6000万円には軽減税率が、残りの1000万円には通常の長期譲渡所得税率が適用され、トータルでの税負担が計算されます。
不動産を10年超で売却するメリット
不動産を10年以上保有してから売却すると、いくつかのメリットがあります。ここからは、不動産を10年超で売却するメリットについて解説します。
以下で詳しく解説します。
軽減税率の適用で税負担が減る
不動産を10年超所有して売却した場合、税率が通常よりも低くなるため、手元に残る利益が増える可能性があります。特に高額な不動産の売却では、税率の違いによるインパクトが大きいため、軽減税率は大きなメリットといえます。
じっくり買主を探し、高値で売却できる可能性がある
所有期間が長くなることで、急いで売却する必要がなくなります。その結果、市場の動向を見ながら慎重に買主を選べるため、高値で売却できるチャンスが生まれます。時間をかけた売却は、より納得のいく取引に繋がる可能性があるでしょう。
不動産を10年超で売却するデメリット
10年以上保有することにはデメリットも存在します。特に長期保有によるリスクを理解することが重要です。ここからは、不動産を10年超で売却するデメリットについて解説します。
以下で詳しく解説します。
不動産の価値が下がる可能性がある
長期間保有する間に、不動産市場が下落し、売却価格が下がるリスクがあります。また、建物の老朽化も進むため、リフォーム費用などがかかるケースもあります。価値の下落が税制優遇を上回る可能性もあるため、注意が必要です。
住宅ローンや維持費の負担が続く
長期保有することで、住宅ローンの返済や固定資産税、修繕費などの維持費が長くかかります。特にローン残高が多い場合には、毎月の支出が家計に与える影響も大きくなってしまいます。
また、売却するタイミングも大切です。タイミングを見誤ると、負担が増えるリスクが増えるので、事前に計画を立てておくことが重要です。
不動産は10年経過後に売るべき?判断基準を解説
不動産を10年超で売却するべきかは、所有目的や市場動向、税制の優遇措置などを踏まえて総合的に判断する必要があります。税負担を軽減できる点は魅力ですが、不動産の価値が下がるリスクや維持費とのバランスも重要です。
状況に応じて適切なタイミングを見極めることが、賢い選択といえるでしょう。
不動産売却は信頼できる不動産会社選びが大切!
不動産売却における信頼できる不動産会社選びは成功のカギです。適切な会社を選ぶことで、適正価格での売却、効果的な販売戦略の立案、スムーズな取引進行が期待できます。
選ぶ際のポイントは、売却実績(特に同エリアでの成約事例)、営業担当者の対応力と専門知識、販売戦略の具体性、情報開示の透明性などです。複数社から査定を取得し、単に高い査定額だけでなく、根拠の説明や販売計画の内容を比較検討することが重要です。
信頼関係を築ける会社との取引が、ストレスの少ない満足度の高い売却につながるでしょう。
大阪市でおすすめの不動産会社2選
ここからは、大阪市で不動産売却を検討している方に向けて、信頼できる不動産会社を2社紹介します。
ハウスドゥ玉造駅前 株式会社ホワイトマルベリーホーム
ハウスドゥ玉造駅前は、株式会社ホワイトマルベリーホームが運営するハウスドゥ加盟店です。大阪市天王寺区を中心に、不動産売却・購入・住み替えの支援を展開しています。
項目 | 詳細 |
会社名 | ハウスドゥ 玉造駅前 株式会社ホワイトマルベリーホーム |
所在地 | 大阪府大阪市天王寺区玉造元町2-7 |
電話番号 | 0120-500-390 |
公式サイト | https://www.whitemulberryhome-baikyaku.com/ |
玉造駅から徒歩1分という好アクセスに加え、地域密着の姿勢ときめ細かな対応力が特長です。
売却相談はもちろん、ハウスクリーニングなど住まいに関する幅広い相談にも応じており、地域の暮らしに寄り添った提案が魅力です。地元で信頼できる会社を探している方におすすめです。
なお、実際に不動産売却を依頼したい方や株式会社ホワイトマルベリーホームについて気になる方は公式サイトを御覧ください。
以下の記事ではホワイトマルベリーホームの口コミ・評判、売却実績などを紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
三井のリハウス上本町センター 三井不動産リアルティ株式会社
三井のリハウス上本町センターは、三井不動産リアルティ株式会社が運営する直営店で、天王寺区・上本町エリアの不動産売却や購入をサポートしています。
項目 | 詳細 |
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会社名 | 三井のリハウス上本町センター |
所在地 | 大阪府大阪市天王寺区上本町6-9-17 上六日光ビル10F |
設立年月日 | 2017年9月(開設) |
公式サイト | https://www.rehouse.co.jp/store/uehommachi/ |
大阪上本町駅から徒歩3分、上六日光ビルの10階に位置する店舗では、地域に精通した担当者が物件の特性や売主の状況に合わせた最適な提案を実施。落ち着いた相談環境と丁寧なヒアリング体制が整っており、初めての売却でも安心です。
実績とブランド力を重視したい方に適した会社です。
また、以下では、より詳しく三井のリハウス上本町センターについて紹介しているので、参考にしてください。
まとめ
不動産を10年超で売却することで軽減税率の特例が適用され、税負担を抑えることができます。ただし、適用には複数の条件があるため、事前の確認が必要です。
また、長期保有にはデメリットもあるため、メリットとリスクを比較して判断することが大切です。信頼できる不動産会社と連携し、自身にとって最適な売却タイミングを見極めましょう。