不動産売却では、様々な書類が必要になります。自身で用意しなければならない書類も多いため、不備や不足があると思わぬトラブルに発展することもあるのが実際です。
必要な書類を事前に揃えることで、スムーズな取引を実現し、トラブルを回避できます。しかし、不動産売却に関わる書類は多岐にわたり、その種類や内容を理解することは容易ではありません。
そこで本記事では、査定から引き渡しまでの各段階で必要となる書類について詳しく解説。書類を用意する際の注意点も合わせてご紹介します。
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不動産売却では計画的な書類準備が重要
不動産売却の成功には、計画的な書類準備が不可欠です。不備や不足があると売却プロセスが遅れ、買主の信頼を損ねるリスクもあります。
売却の各段階で必要な書類は異なります。例えば登記済証や登記識別情報は所有権証明に必要で、固定資産税の納税通知書や評価証明書は税情報の確認に欠かせません。
不動産売却を円滑に進めるためにも、これらの書類を計画的に準備することが重要です。
査定・媒介契約で必要になる書類
まずは不動産売却の最初のステップである査定および媒介契約の際に必要となる6つの書類です。
それでは、各書類の役割と必要性について詳しく解説していきます。
登記済証(権利証)・登記識別情報
登記済証(権利証)や登記識別情報は、不動産売却において非常に重要な書類です。
これらの書類は、一戸建て、マンション、土地など、どのタイプの不動産売却でも必要となります。
これらの書類がない場合、所有権の証明ができず、売却手続きが進められないことがあります。不動産売却を円滑に進めるために準備しておきましょう。
確定測量図
確定測量図は、一戸建てや土地の売却において必須となる重要な書類です。この書類には、隣接する土地との境界線やその土地の正確な面積などが詳細に記載されています。
境界線が曖昧だと、近隣の土地所有者とトラブルになりかねません。事前に準備して、スムーズな取引を実現しましょう。
確認申請書・検査済証
確認申請書は、新築時に建物が建築基準法に適合しているかどうかを確認するために提出・取得されたもので、適法な建物であることを証明します。
検査済証は、検査が通ったことを証明するための書類です。家の安全性を保証する書類なので、用意しておくと良いでしょう。
アスベスト使用調査報告書・耐震診断報告書
アスベスト使用調査報告書は、建物内にアスベスト(石綿)が使用されているかどうかを調査した結果を示す書類です。
耐震診断報告書は、建物の耐震性を評価するための診断結果を示す書類です。これらの報告書があることで、物件の安全性を証明できます。
間取り・設備仕様(パンフレット等)
間取り図や設備仕様書(パンフレット等)は、マンションの売却時に用意しておきたい書類です。間取り図は部屋の配置や広さ、動線を視覚的に示し、物件のレイアウトを理解するのに役立ちます。
設備仕様は、キッチンやバスルームの設備、床材や壁材の種類、断熱性能などが詳しく記載されています。これらの書類を用意しておくことで、物件の魅力を効果的に伝え、売却活動を有利に進められるでしょう。
本人確認書類
本人確認書類は、不動産売却の際に所有者本人であることを証明するために必要な書類です。
本人確認書類として一般的に使用されるのは、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの公的な身分証明書です。
売買契約・引き渡し時に必要な書類
売却活動により買主が見つかった後、売買契約・引き渡し時に必要な書類は下記6つです。
それでは、各書類の役割と必要性について詳しく解説していきます。
抵当権等抹消書類
抵当権等抹消書類は、不動産売却時に住宅ローンの残債がある場合に必要になる書類です。
物件に設定されている抵当権を抹消するために使用されます。不動産を売却する際には、この抵当権を抹消しなければ、売買が成立しないため、売主は残債の返済手続きと抵当権の抹消手続きを行う必要があります。
住民票
住民票は、不動産売却時に所有権移転のために必要となる重要な書類。また、売主が現在の住所に居住していることを証明するためにも使用されます。
実印
実印は、不動産売買契約を締結する際に必要になります。書類そのものではありませんが、契約書や各種重要書類に押印するため用意しておきましょう。
印鑑証明書
実印が役所に登録されていることを証明するものです。これにより、実印が正式なものであることを確認し、売買契約などの手続きを円滑に進められます。
固定資産税・都市計画税納税通知書の写し
固定資産税・都市計画税納税通知書は、不動産売却時に必要となる重要な書類で、売却対象物件にかかる税金の納付状況を確認するために用いられます。
この書類は、引き渡し後の税金計算に使用されるため、コピーを用意しておきましょう。
固定資産税評価証明書の写し
不動産売却時には、所有権移転登記を行う必要がありますが、その際に発生する登録免許税の額は、この固定資産税評価証明書に記載された評価額を基に算出されます。
物件の評価額を証明することもできる重要書類です。
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これまで、不動産売却に必要な書類について詳しく解説してきました。不動産売却では書類が多岐に渡るため、事前にしっかり準備し、売却手続きをスムーズに進めることが重要です。
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まとめ
不動産売却を成功させるためには、事前に必要な書類をしっかりと準備しておくことが重要です。
この記事では、売却時に必要となる書類について詳しく解説しました。各段階で求められる書類は多岐にわたり、準備だけでも苦労するように感じた方は多いのではないでしょうか。
しかし、これらの書類を適切に準備することで、売却プロセスがスムーズに進み、買主との信頼関係も築きやすくなります。書類の準備に少しでも不安がある場合は、専門の不動産会社に相談することをおすすめします。